"ガープの世界"見たってよ
9月12日のTBS RADIO 954 kHz │ 伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう!でゲストに来た演出家の鴻上尚史さんのオススメ映画は「ガープの世界」
9月26日までの配信です
故ロビン・ウィリアムスの主演映画です。
The World According To Garp Trailer 1982 - YouTube
原題 The World According to Garp
製作ジョージ・ロイ・ヒル、ロバート・L・クロフォード
原作ジョン・アービング音楽デビッド・シャイア
キャスト
ロビン・ウィリアムズ、グレン・クローズ、ヒューム・クローニン、スウージー・カーツ、アマンダ・プラマー製作年 1982年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
上映時間 137分
みんなが考えるようなロビン・ウィリアムズのイメージが定着する前に主演を務めた映画です。
鴻上尚史さんのココみてポイントは・・・
1.青年期から父親まで演じるロビンウィリアムスが人間臭い
2.悲劇と喜劇が同時にある映画
3.名優たち
では、ココ見てポイントに沿ってあーだこーだ書きたいと思います。
1.青年期から父親まで演じるロビンウィリアムスが人間臭い
ロビン・ウィリアムズと言えば陽気・ハイテンション的なイメージがありますが、元々本作のような人間味溢れる演技ができる人だったみたいです。その基礎があるからこその、その後の演技なんだなと思いました。
青年期から父親になるという人間的成長を演じきっています。
2.悲劇と喜劇が同時にある映画
基本コメディーで、最初のジェニーのガープを生んだ経緯の説明から笑えます。作品全体を通して「性」と「生き方」についてが語られています。そのテーマも作品のトーンのおかげでシリアスな感じはしません。
しかし、終盤に起こる相次ぐ悲劇はキツイ・・・。それまでが楽しかっただけに、余計つらかったです(´・ω・`)
しかし、ガープはその悲劇の連続の中最後に笑顔を見せます。劇中でガープの成長を見てきた身としては、あの笑顔が全てだと思います。
いいことも悪いことも起こったうえで出た笑顔。いい人生を歩めた証でしょう。
自分も、あんな笑顔ができる人生を歩みたいなと思いました。
3.名優たち
ちょっと演技のことはよく分かりませんが、ロビン・ウィリアムスもさることながら、母親ジェニー役のグレン・クローズもよかったです。(調べたらガーディアンズ・オブ・ギャラクシーにも出てた!)
この母親も凄い印象的でした。
最初と最後の赤ん坊の映像とBGMのビートルズの「When I'm sixty-four」の歌で繋がる感じもよかったです。
ホエン・アイム・シックスティーフォー / ザ・ビートルズ - YouTube
さて9月26日の放送で伊集院さんたちは、どんな感想を言うのか楽しみです。
"猿の惑星 新世紀"見たってよ
創世記もよかったけど、新世紀も最高じゃねーか!
映画『猿の惑星:新世紀(ライジング)』新予告編 - YouTube
原題 Dawn of the Planet of the Apes
監督マット・リーブス
製作ピーター・チャーニン、ディラン・クラーク、リック・ジャッファ、アマンダ・シルバー
キャスト
アンディ・サーキス、ジェイソン・クラーク、ゲイリー・オールドマン、ケリー・ラッセル、トビー・ケベル製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 20世紀フォックス映画
上映時間 131分あらすじ
猿のシーザーが天性のリーダーシップを用いて仲間を率い、人類への反乱を起こしてから10年。勢力を拡大し、手話や言語を操るようになった猿たちは、森の奥深くに文明的なコロニーを築いていた。一方の人類は、わずかな生存者たちが荒廃した都市の一角で息をひそめて日々を過ごしていた。そんなある日、資源を求めた人間たちが猿たちのテリトリーを侵食したことから、一触即発の事態が発生。シーザーと、人間たちの中でも穏健派のグループを率いるマルコムは、和解の道を模索するが、彼らの思惑をよそに、猿たちと人間たちとの対立と憎悪は日に日に増大し、やがてシーザーは生き残るための重大な決断を迫られる。
前半は猿達の生活と人間達の生活を描き、中盤ではシーザーとマルコム達との交流やコバの不和。終盤は人間対猿の戦争になっていました。
創世記では、秘密裏に研究されている薬なのに簡単に持ち出せすぎじゃない?とか、家に置いておくにしても冷蔵庫かよ!?というようなツッコミ所がありました。
しかし、シーザーの「NO!」に代表されるように、シーザーが最高すぎました。
そういえば、この前地上波で創世記の吹替版の放送していたので見ましたが、大切な「NO!」というセリフを「やめろ!」と日本語に訳して吹替えていたので萎えました。NOはオリジナル猿の惑星にも関係がある大切なセリフなのにな・・・(´・ω・`)
本作もマルコムがあまりにも善人過ぎじゃないかな~とか??な所がありましたけど、それ以上に最高なところがあり過ぎる!
ネタバレ込みでよかった所を書きたいと思います。
よかったところ
・シーザー
何といってもシーザー。主人公らしい主人公で、人間の負の側面も知っているが、それ以上に人間の愛を知る猿達のリーダー。前作に続き、モーションキャプチャーをアンディ・サーキスが務めているんですがアカデミー賞もんの圧巻の演技。
シーザー最高です!
本作はシーザーのアップから始まりアップで終わる。オレが主役だと言わんばかりの顔の迫力と、最初と最後の画のつながりで見せるのもよかったです。
・猿が象徴するもの
オリジナルの猿の惑星は、原作者が日本兵に捕虜にされた実体験を元に日本人を猿に見立て「猿の惑星」を作りました。
前作では知能の高い猿達という印象でしかないシーザー達ですが、本作では序盤で分かるとおり独自の社会を作っています。
そのおかげで、異なる文化を持つ「種族闘争」的側面が強くなっていました。現在、実在の社会で起こっている異なる宗教観によって起こっている戦争や、人種・民族の違いで起こっている争いを象徴するかのようでした。
姿、形は違えど理解し合おうとする美しさ。同じ姿でも、育ってきた環境の違いで起こる不和からの争い。
コバも悪いやつじゃない。人間への恨みが強すぎた結果だし、ゲイリー・オールドマン演じるドレイファスも人間への愛と使命感が強すぎた結果だし。
この歩み寄れない感じが何とも悲しいです(ノД`。)
シーザーが作った猿の掟『猿(我々)は仲間(猿)を殺さない』というのも人間と我々は違うという意思表示でしたが・・・。
ラストのコバを見下ろすシーザーが、創世記のヘリの中のスティーブンを見下ろすコバと重なる画作りもよかったです。
最後にシーザーがマルコムに語る「The war has already began」が悲しすぎました(ノω・、)
・音楽
電気が戻ったときに、マルコムの仲間がCDをかけます。スピーカーから大音量で音楽がかかります。
それがこの曲
The band - The Weight (Take a load off Annie/Fanny ...
この曲と言えば「イージーライダー」
この曲の良さもさることながら、1つ文化を取り戻し喜ぶマルコム達の姿に不意に感動している自分がいたりして・・・(´ノω;`)
エヴァンゲリオンの渚カヲルがシンジに言う「歌はいいね。リリン(人間)が生み出した文化の極みだよ」という言葉を思い出しました。
後半の戦闘シーンもおもしろかったし、シーザーとブルーアイズの親子愛もグッときました(`・ω・´)ウィルの家が出てきたのも嬉しかったです。
いやぁ~楽しかったです!
創世記を見た方なら、是非オススメです!まだ見たことない方は創世記を見てから見るのをオススメします。
おわり
"ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー"見たってよ
この映画は大人もいいけど、今の小中高生にこそ見て欲しい!
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』予告編 - YouTube
原題 Guardians of the Galaxy
監督 ジェームズ・ガン
製作 ケビン・フェイグ
製作総指揮 ルイス・デスポジート、アラン・ファイン、ビクトリア・アロンソ
キャスト
クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デビッド・バウティスタ、ビン・ディーゼル(声)、ブラッドリー・クーパー(声)製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 ディズニー
上映時間 121分あらすじ
自らを「スター・ロード」と名乗り、いい加減な性格でプレイボーイなトレジャーハンターのピーター・クイルは、ある日、惑星モラグの廃墟で謎の球体「オーブ」を見つけ、盗み出す。しかし、オーブを狙う者たちに追われ、凶悪犯だけが収容されるという銀河一危険な収容所に入れられてしまったピーターは、そこで一緒になったロケット、グルート、ガモーラ、ドラックスと協力して脱獄。たまたま利害関係が一致しただけで信頼関係もない5人は、内輪もめを繰り返しながら逃亡を続けるが、そんな彼らに「闇の存在」の魔の手が迫る。
とりあえず、この作品はあらゆる映画ファンが絶賛。私が四の五の言うまでもない作品で、とりあえず劇場へ行け!という感じです。(るろうに剣心を見ている場合じゃない!)
よかったところ
・全員ならずもの
主人公5人が何かを抱えた者たちで、あらすじにある通り信頼関係もない。そんな5人が自分達のトラウマ的な何かを克服し結束する。そこだけでもグッときます。そんなワンスアゲイン、チーム感が最高です!
明らかなモンスター感があるグルートも「I am Groot」しか話せないチューバッカ感といい、少女に花を渡す心優しい場面も美しかった!
・音楽
70年代のヒット曲が使われているのですが、これまた最高!
ピーターと母親や地球との絆の象徴であるカセットテープに入っている曲という設定で、それが場面とシンクロしています。
特にラストのマーヴィン・ゲイ&タミー・テレルやジャクソン5なんかも、もともと好きだったし、知ってる曲がラストにかかってガンあがりです!
MARVIN GAYE & TAMMI TERRELL "Ain't no ...
この曲は「天使にラブソングを2」でカバーされていましたね
Ain't no mountain high enough by Sister Act 2 ...
もちろんジャクソン5も最高
I Want You Back - The Jackson 5 - YouTube
・陽気なスターウォーズ感
個人的に正直言って、スターウォーズ・エピソード1・2・3はそこまで好きではありません。そりゃあ当時の最新VFXを使ったアクションのクワイ・ガン・ジン&オビ・ワンとダース・モールの対決や、ヨーダのアクション。アナキンとオビ・ワンの対決は最高でした。ダース・ベイダー誕生の瞬間とか。だけど、それだけ。それまでの冒険感とかチーム感はありませんでした。
しかし、本作は悪い例えですが『俺が見たかったスターウォーズ』なのです。
冒険感、アクション、チーム感。
しかも、暗くない!(ここ大事)
この陽気さが、見た後に気持ちよく劇場を後にできます。
しかし、エンドロール後のあのシーンは何だったのでしょう?映画教養のない私には分かりませんでしたorz
こういう映画を小さい頃に見ておくと、大人になって見直したときに映画の素晴らしさに改めて気づけるし、映画好きにもなると思います。地上波のゴールデンで映画をほとんどやらなくなった今では、不意に名作に出会えることも少なくなってしまいました。
地上波でやったとしても、劇場公開中のテレビ局も出資してる宣伝的作品ばっかりだし。おもしろいのも中にはありますよ、トトロとか。
いい作品は深夜ばっかり、あーやだ。バック・トゥー・ザ・フューチャーを地上波ゴールデンでやる時代はもうこないのかな・・・
とりあえず、時間に余裕のある人は見てください!
見て損はしないSF冒険活劇です!オススメです!
おわり
"るろうに剣心/伝説の最期編"見たってよ
『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』本予告編 - YouTube
監督 大友啓史
原作 和月伸宏
脚本 藤井清美、大友啓史
製作総指揮 ウィリアム・アイアトン
キャスト
佐藤健、武井咲、青木崇高、蒼井優、福山雅治、江口洋介、伊勢谷友介、藤原竜也、神木隆之介製作年 2014年
製作国 日本
配給 ワーナー・ブラザース映画
上映時間 135分あらすじ
日本支配を企む志々雄真実一派と、それに打ち勝つため、幕末に「人斬り抜刀斎」と恐れられた緋村剣心が仲間達とともに立ち向かう。
ある程度、ネタバレありで書いていきます。見ていない人、すいません。
ツッコミ所が多すぎる(´・ω・`)
前作のレビューです(”るろうに剣心/京都大火編"見たってよ )
よかったところ
・アクション
これに尽きます。
特に剣心対宗次郎、志々雄対剣心・斉藤・左之助・蒼紫の乱闘や志々雄対剣心の一騎打ちは目を離せません。
いわゆる、今までのチャンバラアクション的な殺陣とは別次元のスピード感で見ているだけで興奮します(`・ω・´)
・志々雄真実
前作でも書きましたが、今回も最高でした!最期の高笑いなんて、志々雄真実そのものでした!
ダメだったところ
・「緋村急げ!」からのくだり
蒼紫との戦いの後、操が「緋村急げ!」と絶叫しながら東京に戻るよう諭します。剣心はその意思を汲み取ってその場を後にするのですが・・・。
その後剣心が急いでる感じがしない。
指名手配されているのに、特徴的な頬の十字傷を隠さず傘を被るのみで、町の道の真ん中をテクテク歩く。舟で川を下るのですが、画的には「のんびり観光してるのかよ!」という感じ。全然、急いでいない。
・緋村公開処刑の茶番感
志々雄を倒すために公開処刑するフリなのですが、完全なる茶番。
介錯人に扮した斉藤が緋村を解放して「茶番はヤメだ」的なことを言うのですが、見てる私も「茶番じゃん」と思っていたので、斉藤のセリフを聞いて「だよね~」と心の中で拍手です。
・戦艦への乗り込み
志々雄の戦艦に乗り込むために警察が漕ぐ舟で近づくのですが、その画が何とも間抜け。戦艦はガンガン大砲を撃ってきてるのにチンタラ近づくその船は狙ってくださいと言ってるようなものです。
剣心と左之助が乗り込んでからもしょーもなくて、志々雄の手下達は「なぜ、ここにいる?」みたいにビックリしてバタバタやられる始末・・・。ちゃんと見とけや・・・(´・ω・`)
・左之助対安慈
左之助の扱いが今回もひどくて、戦い方がかっこ悪い。おバカな戦い方が、その前の緊迫した剣心対宗次郎との落差でよりしょーもない感じです。笑わせようとしているのか分かりませんが、笑えません。
あと、戦う前の由美や宗次郎の過去を突然説明しだしたのも「はぁ~?急に何説明しだしてんだ、こいつは・・・」と白目むく演出があったり。映画でそういうのほんと止めてくれないかな(-’д-)
あと、お察しの通り二重の極みはありません。
・十本刀の扱い
宗次郎はいいですよ、見せ場あったし。安慈も戦闘シーンがあったからいいほうです。斉藤対宇水はあるんですが、牙突で瞬殺。他の十本刀に至っては、ラストでいつのまにか警察に捕まっていました。せっかく、あんな衣装とか着てたのにね。気の毒です。まぁそれぞれに見せ場作ったら2部作では終わらないし分かりますが、もっと工夫できないもんですかね。
・神谷薫
戦いが終わり、何とか剣心達が戻ってきたときに「剣心、大丈夫!?」と言って剣心に近づき肩を貸します。確かに剣心も傷だらけで心配するのは分かります。しかし、その横でさらに顔が真っ赤に血で染まっていて、大丈夫でなさそうな左之助は完全にスルー・・・。
そっと弥彦が無言で肩を貸します。左之助・・・(´・ω・`)
なんて女だ!
公開処刑の茶番の後も、着物で砲弾が飛び交う中「剣心~」とかいって近づこうとするのですが、見ているこっちは「足手まといは引っ込んでろ!」と思わざるを得ませんでした。
etc・・・
今回も挙げたらキリがありません。
左之助の馬鹿さ加減は、他にもあります。
薫を見舞いにいって、ベッドの前の椅子に座るまで気づきません。部屋に入るときに気づくだろ・・・orz
高荷恵の衣装チェンジがあって場面が繋がってないとことかも謎ですし・・・。
あと、今回は日本政府、警察が汚い!「汚ぇな、こいつら」と思わず言ってしまう行為の数々。正直、志々雄の言うことも間違ってないんじゃないの?と思ってしまうほどです。
ラストの手のひら返しからの「敬礼!」といって敬礼したときは本当に白けました
(゚Д゚)、ペッ!!
前作も含め、今回のるろうに剣心は色々ありましたが、アクションは最高でした!
人間の動きではできない動きからのハイスピード殺陣は興奮しました!
そのアクションを見る意味で本作、前作を見るのがオススメです!
おわり
るろうに剣心完全版 14―明治剣客浪漫譚 (ジャンプコミックス)
- 作者: 和月伸宏
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/01/04
- メディア: コミック
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"フライト・ゲーム"見たってよ
原題 Non-Stop
監督ジャウム・コレット=セラ
製作ジョエル・シルバー、アンドリュー・ローナ、アレックス・ハインマン
製作総指揮スティーブ・リチャーズ
キャスト
リーアム・ニーソン、ジュリアン・ムーア、スクート・マクネイリー、ミシェル・ドッカリー、ネイト・パーカー、ルピタ・ニョンゴ製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 ギャガ
上映時間 107分あらすじ
ニューヨーク発ロンドン行の旅客機に、警備のため搭乗した航空保安官ビル。しかし、離陸直後、ビルの携帯電話に「1億5000万ドル送金しなければ、20分ごとに機内の誰かを殺す」との匿名の脅迫メールが届く。やがて1人目の犠牲者が出てしまい、ビルは乗客を拘束して荷物や携帯電話を調べるが、手がかりは見つからない。2人目、3人目と犠牲者が続くなか、やがて犯人の指定する口座がビルの名義だと判明。ビル自身にも疑惑の目が向けられてしまう。
結論から言うと、思ったより楽しめました!
この手の映画は、ネタばらししちゃうと見るモチベーションが下がるので極力多くは書かないようにしたいと思います。
詳しい評論はコチラを参考にしてください
密室劇なので、どうなんだろう・・・退屈しないかなと思っていましたが飽きずに楽しめました!
原題のNon-stopのタイトル通りです。
メールの演出とか20分に一回何かが起きるというのがよかったです。
また、出ている役者陣も功を奏していて、何も言わなくても何かを語ってしまう役者ぞろい。
リーアム・ニーソンを始めジュリアン・ムーアやルピタ・ニョンゴ。この役者陣の顔で間が持ちます。
1番ビックリしたのは、予告通り最初の死者が出たときの殺した相手。
そういう展開!?見たいな感じで、ここが1番楽しかったりしました(・∀・;)
あとは96時間ほどではないにしても動ける60オーバーのリーアム・ニーソンのアクション。
最大の見せ場でわかりました。「この映画はリーアム・ニーソンをかっこよく見せるための映画だ・・・」
つまらない訳ではないのですが、腑に落ちないことも多々あったり・・・。
簡単に言うと、物語の中でリーアム・ニーソンがテロ犯だと疑われ仲間からも見放される始末。その状態で飛行機内という密室で、リーアム・ニーソンの孤軍奮闘っぷりを楽しむ映画です。
犯人等の詳細は書きませんが、みなさんお察しの通り事件はちゃんと解決します(`・ω・´)
解決した後の、疑っていたやつ等が「俺らが間違っていた、君に勲章が出る」と言う具合で手のひら返しをしてくるわけですが、その様子に私は「あーやだやだ」と心底うんざりしました。しかしリーアム・ニーソンは「やれやれ、まぁいいよ」と何も言わず微笑むので、「リーアム・ニーソンが許すなら許すけどさぁ(´・ω・`)」と自分を納得させました。
あと、最後の『アメリカはテロには屈せず徹底して戦う』的なメッセージと星条旗が写ったときはε-(ーдー)ハァとため息もんでした。
しかし、犯人自体はイスラム戦争の影響で生まれた皮肉はよかったかなと思ったり、思わなかったり・・・
物語は見てるときは飽きずに楽しめたのですが、見終わった後よくよく考えると「おかしくない?」ということが多々あります。
そもそもご都合展開だし、(核心になるので詳しく書けませんが)事件の展開が計算され尽くしたものだとして、犯人自ら機内に乗り込むのはリスクありすぎではないかと・・・。あの知識と技術があれば、地上からでも色々できたのではないかな~とか思ったりしました( ̄ヘ ̄)
96時間もそうなのだけれど、本当にそれで解決でいいの!?と思わずツッコまざるを得ない内容ですが、宇多丸さんも言っていたけどこの手の映画は仕方がないことなのかなという感じです。
リーアム・ニーソン好きな人にオススメです。
おわり
"コンプリートセレクション モディフィケーション カブトゼクター"届いたってよ
*9/12 多少訂正しました
今日は『ケープタウン』か『フライト・ゲーム』辺りのレビュー書こうかなぁと帰宅したところ・・・。
なにやら、ダンボールが・・・。
あれ?あれれ?
開封!
ついに届いた!コンセレ カブトゼクター!箱がカッコイイ(ノ∀`●)
買うかどうか、かなり悩んだんですがPVを見て買うのを決めました!
そのPVがコレです。
「COMPLETE SELECTION MODIFICATION ...
DX版を持っているのですが、そこでの不満点。劇中のクロックアップができない!というのを完全に克服しています。
そして、ベルトの本物のような質感。
買うしかない!というわけで、半年ほど前に予約したものが届きました。
商品の詳細はコチラをご覧ください
COMPLETE SELECTION MODIFICATION 開発者ブログ | バンダイ公式ブログサイト
カッコイイ蓋を開けると・・・
カブトのイラストになっています。凝ってるなぁ~
で、それを開けると・・・
パーツが、しっかりと収まっています。
取り出してみます。
取り出すときに、明らかに重い!
この重さが大切なのです。重さこそリアリティです。
私の持っていたDX版と比較してみます。
まずは、カブトゼクター
写真だと分かりづらいかもしれませんが、明らかに色が違います。コンセレ版のが劇中のメタリックレッドに近く、DX版は経年劣化もあるのか分かりませんが、比べるとやや暗いメタリックレッドです。
中央部分もDX版はクリアなプラスチックですが、コンセレ版はきちんと塗装されています。
音声確認は、そのうち『あなたチューブ』で投稿する人が出てくるとは思うので負かせますが、基本同じです。ただコンセレ版のが音量が大きく、ライダーキックの音声の後に効果音が鳴るようになりました。
ベルト比較
バックルの塗装感は、コンセレ版のが明らかに高級感があります。
ベルト部分は、火を見るより明らかです!
DX版はソフトビニール製ですが、コンセレ版はプラスチックに塗装しているのですが蛇腹になっていて劇中通りで最高です!!
後ろの部分を調整すれば、お相撲さんクラスの巨漢でなければある程度対応できそうです。
そして、今回の目玉のサイドバックル!
右側を1度叩くと「クロックアップ」で効果音が鳴り続けます。10秒たつと「クロックオーバー」です。クロックアップ中に叩くとクロックオーバーの音声が鳴ります!
このギミックは本当に嬉しいです(`・ω・´)
後は、様々な状態の比較です
コンセレ版は、数字の部分がちゃんと塗装されています。
キャストオフ状態でも、明らかに違います。コンセレ版はネジがない!凄い。
満足です!
ただ、サイドバックルにスイッチが欲しかったのと、中央LEDがDX版と同じなのはどうかなと・・・。
ここまでこだわっているのだから、LEDにも高級感が欲しかったです。
(9/12追記:LEDが同じなのは、DX版のモデルチェンジだからのようです。)
しかし、満足です!
月に1回くらいは遊んだりするでしょう(*゚Д゚*)
おわり
"イントゥ・ザ・ストーム"見たってよ
最初に謝ります。
舐めてました。ごめんなさい!
原題 Into the Storm
監督 スティーブン・クォーレ
製作 トッド・ガーナー
製作総指揮 リチャード・ブレナー、ウォルター・ハマダ、デイブ・ノイスタッター
キャスト
リチャード・アーミテージ、サラ・ウェイン・キャリーズ、マット・ウォルシュ、アリシア・デブナム・ケアリー、アーレン・エスカーペタ製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
上映時間 89分あらすじ
観測のため荒れ狂う竜巻に立ち向かう「ストームチェイサー」と呼ばれるプロフェッショナルを中心に、直径3200メートルに及ぶ超巨大竜巻に直面した人々の姿を描いたディザスターパニックムービー。POV(主観映像)方式も取り入れた臨場感あふれる映像で、荒れ狂う竜巻に襲われたアメリカ中西部シルバートンの人々の壮絶な一日を描き出していく。
正直、なめてました。先週のタマフルの対象作品に選ばれてはいたのですが、まぁいいかなと。
どうせツイスター("ツイスター"見たってよ )を最新のVFXでブラッシュアップしたような作品でしょ?的な感じでシカト決めてましたよ。
しかし・・・。
先日のタマフルの放送を聞いて、考えを180度転換!見たほうがイイの!?マジカヨ(゚ω゚;)
てな具合で見ることを決めました!(ギリギリ字幕上映終了に間に合ってよかった・・・)
もっと早く見てレビューするべきでしたね・・・orz
反省です。
配信されているうちに、ぜひポッドキャストを聞くのをオススメです!
そもそも何故なめていたのかと言うと、先日見たツイスターはけっこうしょうもない作品でして・・・。竜巻表現はおもしろかったのですが、それ以外は取り立てることがないものでした。
「これだからパニック映画は・・・」と通ぶってジャンル映画を馬鹿にしてました。
で、本作がツイスター以上に映画としておもしろかった!
1.竜巻表現
もちろん最新VFXの竜巻表現が圧巻で、映画館で見て大正解的な迫力でした。劇場の音響表現もあいまって怖いくらいでした。
もちろん(語弊があるとは思いますが)期待通り、人が竜巻に巻き込まれるのですが、あるシーンでのカメラマンの巻き込まれる映像は地獄絵図としか言えないものです。映像としては恐ろしいし、現実だったら絶望的だけど、映画としては最高でした!
2.街並み
竜巻で破壊された街並みを再現して作っているのですが、この金のかけ方が凄い!
本当に被災したとしか思えないような街並みの金のかけ方に脱帽です。この手のものは日本では作れないだろうなと思います。
3.撮影方法
タマフルでも触れていたように、ファウンドフッテージ形式で撮られています。有名なところだと『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』『クローバー・フィールド』です。
これが本当に功を奏していて、自分もそこにいるかのような臨場感と、そこで生で起きているかのような迫力がありました。
主人公の未来の自分へのメッセージもいいフリになってました。
4.キャラクター
本作はツイスターと違い、このキャラクターで成功していました。
ツイスターは竜巻ハンター達と、その中の1人の婚約者でみんな竜巻の測定という共通の目的だけでした。物語として、そんなに広がりもなく、竜巻ハンターを引退した女と現役ハンターの元彼と婚約者とのあれやこれ・・・という、どーでもいい話がサブで展開されていました。
しかし本作は巻き込まれた高校生とその家族。竜巻ハンター。おもしろ半分で竜巻に近づくYoutuber。
竜巻ハンターにも色々な人物がいて、群像劇にもなっています。
これもよかった!
けっこうベタな展開にベタに反応できるくらい夢中になって見ちゃいました。
自分の中で「パニック映画でしょ」と、なめていたことを反省します。
というか、パニック映画の中でも、かなり上質なものだと思います。これは家でDVDで見ていたら、それはそれで楽しんでいたと思いますが、ココまでではなかったと思います。
あと、なによりこれだけのことを90分で終わらすのが偉い!それ以上予算がかけられなかったのかもしれませんが、この短さもよかった。
もし、近くの劇場でまだ見ることが可能であれば是非見てください!
映画館で映画を単純に楽しみたいなら、こういう作品がいいのかもな~と思えた作品でした。
おわり
ファウンドフッテージ形式ならクロニクルを超絶オススメです!