"ツイスター"見たってよ
TBS RADIO 954 kHz │ 伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう!で薦めていたから本当に借りようのコーナーです。
5月23日の放送のゲストで来たのは気象予報士の森田正光さん。
配信は6月6日まで
オススメ映画はツイスター
Twister movie trailer - YouTube
Twister
監督 ヤン・デ・ボン
脚本 マイケル・クライトン、アン・マリー・マーティン
出演者 ヘレン・ハント、ビル・パクストンあらすじ
かつて「ストーム・チェイサー(竜巻を追い観測する研究者)」として名をはせた気象予報官のビルは、現役のストーム・チェイサーである妻ジョーとの離婚を成立させるため、フィアンセをともなってひさしぶりに竜巻追跡の現場へやってくる。ジョーのチームは、ビルの発案で開発された画期的観測装置「ドロシー」の運用実験に臨んでいた。
いくつもの竜巻との遭遇……。そして遂に、彼らの目の前に、最大級F5クラスの巨大竜巻が現れた。
森田さんのここ見てポイント
1.ゴジラ
2.竜巻ハンター
3.竜巻のすべてという本が出る(!?)
そもそも、この映画見たことはないけど何となく知ってた。1996年公開なのですが、私の記憶が確かならば、公開当時この映画、頻繁にCMやってた・・・。当時の私にとって、牛が空に巻き上げられる映像はショッキングで覚えてます。
で、初めてこの映画を見たわけですが・・・印象的にはCMの感じと変わらない。ここ見てポイントと合わせて振り返りながら好き勝手言いたいと思います。
1.ゴジラ
森田さんが言うには、このヤン監督がハリウッド版のゴジラを監督する予定で進行していて、ヤン監督のやり方だと金がかかってしょうがないということでエメリッヒ監督に任されたみたいです。
あの悪名高きハリウッド版ゴジラ。本当にエメリッヒって駄作量産するのに興行収入的にはヒットだし、割とハイペースで映画撮るから不思議ですよね・・・
今年公開のゴジラは、かなり評判がいいので楽しみですね!
Godzilla "ゴジラ3D" 2014 公式予告編非公式日本語字幕 ...
話が反れました・・・
ヤン監督は、ゴジラでやるつもりだった手法を使い本作を撮影したらしいです。見てもらえれば分かるのですが、怪獣映画的破壊。当時の技術で、かなり頑張ったのではないでしょうか?今見ても、けっこうな迫力ありました!竜巻は、さながら怪獣のようです。ホントに。
2.竜巻ハンター
この映画の主人公たちである竜巻ハンターにはモデルがいるらしく、それが佐々木嘉和教授・藤田哲也教授の2人で、藤田教授は竜巻の強さの単位である藤田スケール(Fスケール)を決めた人物です。
ただ、この映画ではあくまでモデルであって全く別物だと思います。この映画は、ジャンル的にはパニック映画だと思うのですがは、私の思うパニック映画は脅威から逃げ惑い、最後に主人公が英雄的に滅私奉公で脅威に立ち向かっていくものとばかり思っていました。
しかし、この竜巻ハンター達は違う。ハードロックなど音楽を聴いてテンションを上げまくりでヒャッホーヘ( ̄▽ ̄*)ノして、腹が減ったらステーキを喰らいヒャッホイ∩(´∀`∩) 竜巻見つけては─=≡Σ((( っ'∀')っウッヒョオオオアアアオアオアアアアてな具合で車で爆走して近づくんです。
主人公ビルの婚約者が途中でついていけないと言って竜巻ハンターたちと行動を供にしないだけではなく、婚約まで破棄する始末。気持ち分かるよ。
竜巻の被害者を減らすため、少しでも早く警報を出せるようにするための研究という大義名分があるものの、その振る舞いは狂人の域ですよ。マジで。有り余る情熱は、時として周りがドン引きするものだなと、我が身を振り返り気をつけようと思いました。
3.竜巻の全てという本が出る
昔、藤田教授が竜巻(上)という本を出版して下を書く時間もなく上が絶版になってしまったらしいです。森田さんはこの竜巻(上)に感銘を受け、今回同じ出版会社から竜巻の全てという本を出すに至ったらしいです。うん。まぁ映画あんまり関係ないね。
本作は、基本主人公のビルと戸籍上は妻である別居中のジョーとの"付くの離れるの"と竜巻来たぞ!いくぞ野郎ども!( ゜∀゜)ヒャッハー!の話が交互にあります。というか約2時間この2つの話ですよ。
で、ネタバレですが
ほぼほぼ上記の2つの話が続き、最後竜巻に巻き込まれて(((( ;゚д゚))))アワワワ
奇跡的に助かってビルとジョーは壊滅的な被害の中キスしまくりでより戻して、ヨカッタね的なハッピーエンド感満載で終わるわけですが・・・
全然よくねーし!
すんげー被害だし。
せめて、今回成功したデータ採集でもたらされた恩恵の後日談いれてくれよ。
パニック映画ってあまり見ないのですがストーリーというストーリーはないものなんですかね?
ただ、本作は竜巻表現に迫力があって、まるでジェットコースターでした。パニック映画というより、アトラクション映画でした。
そういうアトラクション的ハラハラ感を味わう意味ではオススメです。
さて、6月6日には「これ見たよ編」での感想、どんな感想が飛び出すか楽しみです。
おわり