"ガープの世界"見たってよ
9月12日のTBS RADIO 954 kHz │ 伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう!でゲストに来た演出家の鴻上尚史さんのオススメ映画は「ガープの世界」
9月26日までの配信です
故ロビン・ウィリアムスの主演映画です。
The World According To Garp Trailer 1982 - YouTube
原題 The World According to Garp
製作ジョージ・ロイ・ヒル、ロバート・L・クロフォード
原作ジョン・アービング音楽デビッド・シャイア
キャスト
ロビン・ウィリアムズ、グレン・クローズ、ヒューム・クローニン、スウージー・カーツ、アマンダ・プラマー製作年 1982年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
上映時間 137分
みんなが考えるようなロビン・ウィリアムズのイメージが定着する前に主演を務めた映画です。
鴻上尚史さんのココみてポイントは・・・
1.青年期から父親まで演じるロビンウィリアムスが人間臭い
2.悲劇と喜劇が同時にある映画
3.名優たち
では、ココ見てポイントに沿ってあーだこーだ書きたいと思います。
1.青年期から父親まで演じるロビンウィリアムスが人間臭い
ロビン・ウィリアムズと言えば陽気・ハイテンション的なイメージがありますが、元々本作のような人間味溢れる演技ができる人だったみたいです。その基礎があるからこその、その後の演技なんだなと思いました。
青年期から父親になるという人間的成長を演じきっています。
2.悲劇と喜劇が同時にある映画
基本コメディーで、最初のジェニーのガープを生んだ経緯の説明から笑えます。作品全体を通して「性」と「生き方」についてが語られています。そのテーマも作品のトーンのおかげでシリアスな感じはしません。
しかし、終盤に起こる相次ぐ悲劇はキツイ・・・。それまでが楽しかっただけに、余計つらかったです(´・ω・`)
しかし、ガープはその悲劇の連続の中最後に笑顔を見せます。劇中でガープの成長を見てきた身としては、あの笑顔が全てだと思います。
いいことも悪いことも起こったうえで出た笑顔。いい人生を歩めた証でしょう。
自分も、あんな笑顔ができる人生を歩みたいなと思いました。
3.名優たち
ちょっと演技のことはよく分かりませんが、ロビン・ウィリアムスもさることながら、母親ジェニー役のグレン・クローズもよかったです。(調べたらガーディアンズ・オブ・ギャラクシーにも出てた!)
この母親も凄い印象的でした。
最初と最後の赤ん坊の映像とBGMのビートルズの「When I'm sixty-four」の歌で繋がる感じもよかったです。
ホエン・アイム・シックスティーフォー / ザ・ビートルズ - YouTube
さて9月26日の放送で伊集院さんたちは、どんな感想を言うのか楽しみです。