”銀河ヒッチハイクガイド”見たってよ
11月7日のTBS RADIO 954 kHz │ 伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう!でゲストの女優の宮崎美子さんのオススメ映画は『銀河ヒッチハイクガイド』です。
Hitchhiker’s Guide To The Galaxy Movie Trailer ...
原題 The Hitchhiker's Guide to the Galaxy
監督ガース・ジェニングス
製作ゲイリー・バーバー、ロジャー・バーンバウム、ジョナサン・グリックマン、ジェイ・ローチ
キャスト
マーティン・フリーマン、サム・ロックウェル、モス・デフ、ズーイー・デシャネル、ビル・ナイ製作年 2005年
製作国 アメリカ
配給 ブエナビスタ
上映時間 109分あらすじ
宇宙のバイパス工事のために地球が消滅。その寸前、普通の英国人アーサーは、親友のベテルギウス星人デントとともに宇宙をヒッチハイクする旅に出て、2つの頭を持つ躁病気質の元銀河大統領ザフォドの宇宙船へ。彼らは「人生、宇宙、すべてについての答」を知るのだが……。
配信は11月21日までです
宮崎さんのココ見てポイントは・・・
1.好きな音楽がある
2.ある哲学的な問いの答えが出る
3.かわいらしいキャラクター
本作は、バカSFとして世界的に人気がある小説で、ドラマ化され、本作で映画化されたもののようです。
今回もココ見てポイントに沿って、あーだこーだ書きたいと思います。(ネタバレ有)
1.好きな音楽がある
これは冒頭から流れる『さよなら、いままで魚をありがとう』です。
So Long and Thanks for all the Fish - YouTube
作品内でイルカが地球上で2番目に賢く、3番目は人間という設定。で、地球が消滅するのを事前に察知していたイルカが、人間に対して魚のお礼に警告していたのに人間は気づかず、イルカが嬉しそうにしていると思ってたに過ぎなかったみたいです。
イルカが地球を去るときに歌ったのが、この歌というわけです。
これから始まるSF感にイイ意味で合わない陽気な音楽です( ´ ▽ ` )これから壮大なスペースオペラが始まるというよりは、楽しい話が始まるという感じです。
自分もこの曲、好きになりました。
2.ある哲学的な答えが出る
宇宙人が「生命、宇宙、万物についての疑問の答え」を計算するためにスーパーコンピューターを作り、750万年かかって導き出した答えは「42」でした。
まぁなんじゃそりゃですよヽ( ̄д ̄)ノ
劇中でも主人公たちも42の意味がわからず、究極の答えに対する究極の問いは何かを尋ねるのですが、その計算をする生体コンピューターを取り込んで計算していたのが『地球』だったというナンセンスなオチです。
地球は、劇中で銀河バイパスを通すため消滅してしまって、その「究極の問い」は永遠に失われてしまったのでした。
ちゃんちゃん\(^o^)/
まぁ、そういう哲学的な考え自体が不毛でナンセンスだという皮肉みたいなことだと思うんですが、どうですかね?
3.かわいらしいキャラクターがいる
これはロボットですね。
見た目ドラ◯もん的フォルムなのに、ひたすらネガティブ。
劇中のどの人間よりも人間的です。
SF映画でもスターウォーズ的なスペースオペラでもなく、2001年宇宙の旅のような高尚なものでもない。
メン・イン・ブラック的なアクションでもないし、ETのようにヒューマンでもない。
ただバカバカしくて、その中に哲学的なこともあったりして肩肘張らず楽しめるエンターテイメントでした!
楽しかったです。宇宙人が出てくる映画が好きな人はもちろん、コメディー好きにもオススメです。
11月21日の放送で伊集院さんと宮崎さんが本作について話します。
お時間ある方は、ぜひ聞きましょう。
おわり