"イコライザー"見たってよ
原題 The Equalizer
監督 アントワン・フークア
製作 トッド・ブラック、ジェイソン・ブルメンタル、デンゼル・ワシントン、アレックス・ジスキン
キャスト
デンゼル・ワシントン、マートン・ソーカス、クロエ・グレース・モレッツ、デビッド・ハーバー、ビル・プルマン製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
上映時間 132分あらすじ
元CIAエージェントのマッコールは、いまはホームセンターで働く、ごく普通の真面目な人間として生活していた。しかし、ある夜、なじみのカフェで娼婦の少女テリーと出会い、彼女を囲うロシアンマフィアの非情さに、内に眠っていた正義感が目を覚ましていく。かつてのマッコールは、身のまわりにあるあらゆる物を武器に変え、警察では解決できない不正をこの世から瞬時に消してしまう「イコライザー」と呼ばれる男だった。マッコールはテリーとの出会いから、再びイコライザーとしての仕事を遂行していく。
この手のB級アクション映画に、演技派俳優が主演する最近の流れの1つでしょうか。
詳しい評論は、こちらをどーぞ!
とりあえず、デンゼル・ワシントン演じるマッコールが強すぎる!これに尽きると思います。
単純に腕力があるとかの強さではなくて、命の危険がある状況下で最善の動きをして生き残る。そういう強さです。
印象的なのは、ホームセンターのハンマーを持ち出し、シーンが変わると血をぬぐって元に戻す。戻すんかい(;゚Д゚)と突っ込まざるを得ないところ。
ホームセンターでのゲリラ戦。トラップを仕掛けて、敵が気づいて下がるとドリルを頭に突きつけるマッコール。鳴り響くドリルと悲鳴・・・。
ギャっ!!((((;´・ω・`)))ガクガクブルブル
止血に温めた蜂蜜を塗ったり、熱したドアノブ押し付けたりするサバイバル術なんかも印象的です。
敵のロシアンマフィアのサイコ感もさることながら、マッコールもまたヤバイ感がプンプンなわけです。
強迫観念症的な几帳面さと、どこか空虚な眼差し。普段は不眠症なのに、悪いやつを殺すとぐっすり眠れるという・・・。
こういうキャラ設定・・・好物です!(`・ω・´)
アイアンマン1や3のアイアンマンスーツが使えなくなった後の知能を駆使した自作武器でのDIY精神溢れる戦闘を本作でも見られて楽しかったです!
ただクロエちゃんが魅力的じゃなかったり、あんだけ自分の職場で人をぶっ殺しておいて、事件解決後もマッコールは街に戻るの?というか、戻れるの?(゚ω゚;)とおかしなところもありますが、この手の映画でそれを言っちゃ~おしまいよってやつですよね。96時間のリーアムニーソンとか、正しくその典型ですよね(・∀・;)
前半のマッコールの本性が発動するまでと中盤のもっさり感は否めませんし、全体的に長いかなと思います。100分程度だったら最高でした・・・。
勧善懲悪のアクション映画だと思います!最近のアクションは、ヒーローものですら行き過ぎた正義は悪ではないのか的な単純な勧善懲悪なものは少ないです。しかし、本作は気持ちよく勧善懲悪です。正に必殺仕事人!
アクションも単純な銃撃戦ではない、知恵をこらしたサバイバル術。銃のドンパチではないアクションを見たい人、勧善懲悪でスッキリしたい人にオススメです!
おわり