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"るろうに剣心/伝説の最期編"見たってよ

るろうに剣心/伝説の最期編

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『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』本予告編 - YouTube

監督 大友啓史

原作 和月伸宏

脚本 藤井清美、大友啓史
製作総指揮 ウィリアム・アイアトン
キャスト
佐藤健武井咲青木崇高蒼井優福山雅治江口洋介伊勢谷友介藤原竜也神木隆之介

製作年 2014年
製作国 日本
配給 ワーナー・ブラザース映画
上映時間 135分

るろうに剣心 伝説の最期編 : 作品情報 - 映画.com

あらすじ

日本支配を企む志々雄真実一派と、それに打ち勝つため、幕末に「人斬り抜刀斎」と恐れられた緋村剣心が仲間達とともに立ち向かう。

ある程度、ネタバレありで書いていきます。見ていない人、すいません。

ツッコミ所が多すぎる(´・ω・`)

前作のレビューです(”るろうに剣心/京都大火編"見たってよ 

よかったところ

・アクション

これに尽きます。

特に剣心対宗次郎、志々雄対剣心・斉藤・左之助・蒼紫の乱闘や志々雄対剣心の一騎打ちは目を離せません。

いわゆる、今までのチャンバラアクション的な殺陣とは別次元のスピード感で見ているだけで興奮します(`・ω・´)

・志々雄真実

前作でも書きましたが、今回も最高でした!最期の高笑いなんて、志々雄真実そのものでした!

 

ダメだったところ

・「緋村急げ!」からのくだり

蒼紫との戦いの後、操が「緋村急げ!」と絶叫しながら東京に戻るよう諭します。剣心はその意思を汲み取ってその場を後にするのですが・・・。

その後剣心が急いでる感じがしない。

指名手配されているのに、特徴的な頬の十字傷を隠さず傘を被るのみで、町の道の真ん中をテクテク歩く。舟で川を下るのですが、画的には「のんびり観光してるのかよ!」という感じ。全然、急いでいない。

・緋村公開処刑の茶番感

志々雄を倒すために公開処刑するフリなのですが、完全なる茶番。

介錯人に扮した斉藤が緋村を解放して「茶番はヤメだ」的なことを言うのですが、見てる私も「茶番じゃん」と思っていたので、斉藤のセリフを聞いて「だよね~」と心の中で拍手です。

・戦艦への乗り込み

志々雄の戦艦に乗り込むために警察が漕ぐ舟で近づくのですが、その画が何とも間抜け。戦艦はガンガン大砲を撃ってきてるのにチンタラ近づくその船は狙ってくださいと言ってるようなものです。

剣心と左之助が乗り込んでからもしょーもなくて、志々雄の手下達は「なぜ、ここにいる?」みたいにビックリしてバタバタやられる始末・・・。ちゃんと見とけや・・・(´・ω・`)

左之助対安慈

左之助の扱いが今回もひどくて、戦い方がかっこ悪い。おバカな戦い方が、その前の緊迫した剣心対宗次郎との落差でよりしょーもない感じです。笑わせようとしているのか分かりませんが、笑えません。

あと、戦う前の由美や宗次郎の過去を突然説明しだしたのも「はぁ~?急に何説明しだしてんだ、こいつは・・・」と白目むく演出があったり。映画でそういうのほんと止めてくれないかな(-’д-)

あと、お察しの通り二重の極みはありません。

・十本刀の扱い

宗次郎はいいですよ、見せ場あったし。安慈も戦闘シーンがあったからいいほうです。斉藤対宇水はあるんですが、牙突で瞬殺。他の十本刀に至っては、ラストでいつのまにか警察に捕まっていました。せっかく、あんな衣装とか着てたのにね。気の毒です。まぁそれぞれに見せ場作ったら2部作では終わらないし分かりますが、もっと工夫できないもんですかね。

・神谷薫

戦いが終わり、何とか剣心達が戻ってきたときに「剣心、大丈夫!?」と言って剣心に近づき肩を貸します。確かに剣心も傷だらけで心配するのは分かります。しかし、その横でさらに顔が真っ赤に血で染まっていて、大丈夫でなさそうな左之助は完全にスルー・・・。

そっと弥彦が無言で肩を貸します。左之助・・・(´・ω・`)

なんて女だ!

公開処刑の茶番の後も、着物で砲弾が飛び交う中「剣心~」とかいって近づこうとするのですが、見ているこっちは「足手まといは引っ込んでろ!」と思わざるを得ませんでした。

etc・・・

今回も挙げたらキリがありません。

左之助の馬鹿さ加減は、他にもあります。

薫を見舞いにいって、ベッドの前の椅子に座るまで気づきません。部屋に入るときに気づくだろ・・・orz

高荷恵の衣装チェンジがあって場面が繋がってないとことかも謎ですし・・・。

あと、今回は日本政府、警察が汚い!「汚ぇな、こいつら」と思わず言ってしまう行為の数々。正直、志々雄の言うことも間違ってないんじゃないの?と思ってしまうほどです。

ラストの手のひら返しからの「敬礼!」といって敬礼したときは本当に白けました

(゚Д゚)、ペッ!!

 

前作も含め、今回のるろうに剣心は色々ありましたが、アクションは最高でした!

人間の動きではできない動きからのハイスピード殺陣は興奮しました!

そのアクションを見る意味で本作、前作を見るのがオススメです!

おわり

るろうに剣心完全版 14―明治剣客浪漫譚 (ジャンプコミックス)

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映画るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編 写真集

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