ryoブログ

映画や漫画に対して、140字では語りつくせない思いをたれ流していきます

"夢と狂気の王国"見たってよ

これ見たかったんです!

夢と狂気の王国


映画「夢と狂気の王国」 予告編 / THE KINGDOM OF DREAMS AND MADNESS ...

監督 砂田麻美
脚本 砂田麻美

編集 砂田麻美

出演者 宮崎駿高畑勲鈴木敏夫
音楽 高木正勝
製作会社 ドワンゴ
配給 東宝
公開 2013年11月16日
上映時間 118分

あらすじ

スタジオジブリを題材にした、ノンフィクションである。東京都小金井市スタジオジブリ本社を主な舞台とし、アニメーション監督の宮崎駿とプロデューサーの鈴木敏夫を中心に、スタジオジブリにおけるさまざまな人間模様を描いている。

夢と狂気の王国 - Wikipedia

 最初に言っておく・・・かーなーりおもしろい!

ただおもしろいと感じるには『宮崎作品が好き』もしくは『スタジオジブリに興味がある』のいずれかでないと楽しめません!

ちなみに余談中の余談ですが、私が毎回ブログを『おわり』で締めるのは宮崎駿オマージュです✧(`・ω・´ )

おもしろかったポイントをいくつか挙げたいと思います。

おもしろかったところ

反原発を掲げる宮崎駿が作業している外で、菅直人の選挙演説が聞こえてくるスリリングさ。

・サンキチと呼ばれる宮崎監督のマネージャーのような秘書のような、いかにも宮崎駿が好きそうな童顔の社員と宮さんのいちゃいちゃ。

・宮さんがパクさん(高畑監督)のアニメーターとしての才能を認めつつも、人格破綻者と言い切る場面。

・高畑監督に付いている西村プロデューサーが『かぐや姫の物語』がなかなか完成しない苛立ちを隠せない場面。

・アニメーター職人集団としてのスタジオジブリと企業としてのスタジオジブリの二面性。

表現の自由と日本の今の空気感への危惧

宮崎吾郎監督が「間違った方法でアニメ業界に入った」と本音を露にする場面。

スタジオジブリの将来を聞かれ、「なくなるでしょうね」と悲観的かつ現実的に現状のスタジオジブリを理解している宮さん。

・ラストの辺りで、宮崎駿監督の言葉1つ1つに合う宮崎作品の数々の場面をシンクロさせてるところ。

・特典映像でピクサーの『あのジョン・ラセターとの交流。

etc・・・・

いやぁおもしろかった!

日テレの映画公開前のパブ番組やNHK宮崎駿特集はほぼ確で見るのですが、他のどの宮さんよりも穏やか。女性監督であることが功を奏しているのか、穏やかで本音に近いものを語っています。

あとBGMがよくて、凄くいいドキュメント映画のような気がしてきます。

人生ベスト級に好きな『おおかみこどもの雨と雪』の曲に似てるな~と思ったら同じ作曲者の高木正勝さんでした!

このドキュメント映画のサントラあれば欲しい・・・(´・ω・`)


Les enfants loups, Ame & Yuki VO -- extrait ...

ジブリファン、宮崎駿ファンであれば必見の作品だと思います。

おすすめです!

おわり


映画「夢と狂気の王国」ダイジェスト映像 - YouTube

夢と狂気の王国 [DVD]

夢と狂気の王国 [DVD]

 

  

劇場公開映画「おおかみこどもの雨と雪」オリジナル・サウンドトラック

劇場公開映画「おおかみこどもの雨と雪」オリジナル・サウンドトラック