"ヒポクラテスたち"見たってよ
5月2日放送のTBS RADIO 954 kHz │ 伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう!において、ゲストの宮沢章夫さんのオススメ映画
ヒポクラテスたち
監督大森一樹
脚本大森一樹
製作佐々木史朗
音楽千野秀一
撮影堀田泰寛
あらすじ
荻野愛作は洛北医科大学の最終学年6回生。医学生の最終学年は臨床実習にあてられ、6~7人のグループに分けられる。愛作のグループには、親が医者でなんとなく医大に進学した河本、医療への情熱に燃える大島、すでに妻子のある年長者の加藤、野球少年あがりの王、紅一点の優等生みどりがいた。同じグループになった愛作ら7人は様々な不安や問題を抱えながらも、臨床実習を通じて次第に医者の卵として成長していくモラトリアム最後の1年。
この映画は、この機会がなければ一生見ることはなかったであろう映画です。
5月2日放送分の配信は5月16日までです
・ここ見てポイント
1.俳優人の凄さ
2.ATG映画の世界
3.青春映画であるということ
・1について
上記の三人以外にも、内藤剛志・斉藤洋介・阿藤海・原田芳雄などなど。またカメオ出演で手塚治虫までも。正直、演技については良く分からないのでなんとも言えません。ただ、当然ながら若々しい。
・2について
ATG映画という言葉自体ハジメテキイタ(´・ω・`)
ATG映画は1961年から80年代にかけて他の映画会社とは一線を画す非商業主義的な芸術作品を製作・配給し、日本の映画史に多大な影響を与えた映画・・・らしい。
正直・・・まだ分からない。
私の映画リテラシーが足りないのだろう。光やカメラの演出で独特で、今見ても新鮮な映画だなとは思いました。現代映画に毒されてしまった私に、この映画の楽しみ方の説明書が必要みたいです。スイマセン・・・
・3について
青春映画は少しでも自分と重なる部分があれば夢中になれるはずなのですが、ちょっと分からなかった。医大生という設定や、体育会系の学生寮。学生運動に熱心な同級生。1980年当時を謳歌してた人なら分かるのかもしれないけど、ちょっと私は乗れませんでした。
唯一分かったのは、医者=凄い。医大生=頭がいい。と思いがちだけど、所詮みんなただの人ということ。医大生はまだ学生で(子持ちの学生もいたが)ただの学生でも話すことや、性について、将来について揺れ動いたりするのは同じなんだなと。医大に行けば卒業したら医者で、どの専門になるかくらいしか選択の余地がないのに、医者になりたいかどうか卒業間際に悩んだり。
また、どの時代も上の世代は若者に口うるさいし、若者は上の世代がうっとうしい。時代が変わってもこの構造はかわらないものだなと思ったりもした。
ちょっと今の自分にはまだ分からないので、ある程度時間が経ってからまた見たいと思います。何か変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。
さて5月16日15時ごろから放送の「これ見たよ編」でどんな話になるか楽しみです。
おわり