ryoブログ

映画や漫画に対して、140字では語りつくせない思いをたれ流していきます

"ホット・ファズ"見たってよ

やっと見た!

ホット・ファズ


映画『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』予告編 - YouTube

 

 監督 エドガー・ライト

脚本 エドガー・ライト、サイモン・ペグ

製作 ニラ・パーク、ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー

製作総指揮 ナターシャ・ワートン

出演者 サイモン・ペグ、ニック・フロスト

音楽 デヴィッド・アーノルド

主題歌 スーパーグラス「コウト・バイ・ザ・ファズ」

撮影 ジェス・ホール

 あらすじ

 ロンドンの首都警察に勤めるニコラス・エンジェルは、大学を首席で卒業し、警察学校でもトップの成績を残し、検挙率もトップで幾度もの表彰を受けた頭脳明晰でスポーツ万能なエリート警察官。ところが彼はその余りの有能さゆえ、上司や同僚から迷惑がられ、田舎町サンドフォードに左遷させられてしまう。

ほとんど犯罪など起こらないサンドフォードでニコラスを待っていたのは、呑気でいい加減な仲間たちと共に退屈な仕事に従事するばかりの日々。首都警察の頃と同じ調子で真面目に働く彼は周囲と馴染めず、ここでも浮いた存在になっていく。しかし、この一見平穏な村には、ある恐ろしい秘密があった

ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!- - Wikipedia

 

この映画が公開された頃、私は今のような映画熱はなかったので、この映画公開までにおきた祭りに参加できなかったことが悔しい。

INTRO | 映画「HotFuzz/ホット・ファズ」劇場公開を求める会

そして、自分も是非劇場で見たかった

 

劇場スルーの危機に、映画評論家の町山智浩さんが寄せたコメントの熱がこの映画の魅力を表してると思う。

難病映画、ケータイ小説映画、三丁目映画、アキモトコー映画、TVドラマ映画、みんな公開する必要なし! 作る必要なし! 見る必要なし!

そんなゴミでスクリーンを汚すな!

 

そんなゴミどもがヒットして、本気で熱き映画魂にあふれた「ホット・ファズ」が陽の目を見ないなんて、マジでどうかしてる!

 

とりあえず見て下さいしか言えない。

ポリス映画のオマージュ&パロディに溢れた映画らしいが映画教養のない私でも単純に楽しめた!元ネタが分からないので、たぶん笑うポイントなんだろうなぁという場所も「ほぉ~」という感じだった。自分の映画教養のなさが口惜しい・・・。

 

本作を含めたコルネット三部作と呼ばれる作品を見て気づいたことがあります。

『テンポのよさと世界の転換』です。

ドアの明け閉めなどの動作をカメラで寄って、その画を細かくつないでテンポ良く場面転換をする。この演出はスムーズな場面転換をするとともに、話に緊張感を持たせます。

また、三作は日常に潜む非日常の不穏さ。その非日常が日常に侵食してくる怖さ。そして非日常と日常が逆転するカタルシス。

 

本当に映画の醍醐味ってこういうことだなぁと思わせてくれる映画です。

オススメです!

 おわり