ryoブログ

映画や漫画に対して、140字では語りつくせない思いをたれ流していきます

「平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊」見たってよ(ついでにLEGO(R)ムービーも)

劇場で見てきました。

今まで劇場版はDVDでチェックするだけだったのですが・・・


【予告】平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊 - YouTube

 

今回劇場に足を運んだのには理由があります。

 

「仮面ライダー」ファン投票総数はAKB総選挙超え 結果は平成が僅差で勝利 : 映画ニュース - 映画.com

私もこれに投票した一人です。(龍騎のTVスペシャル思い出すなあ)

 

平成ライダーが1,38万7,041票、昭和ライダーが1,38万6,281票・・・

なに、この僅差・・・

(´・ω・`).;:…(´・ω...:.;::..(´・;::: .:.;: サラサラ..

先日「アナと雪の女王」を見に行った劇場に投票箱があったので投票をしたのです。

”平成ライダー”に・・・

現実の世界では旧世代の人達が何だかんだで利権を握ってる。そんな現実に抗いたく、せめて映画の中だけでもと「平成」に投票しました。

投票結果は、上記ニュースの通りでしたがどのように描かれているのか?

 

これは、見届けなくては・・・!例え、火傷するのが分かっていても・・・!

 

と、言うわけで劇場へ。

火傷する危険性はビシビシ感じていたわけですが、一つ希望もありました。

仮面ライダー555[ファイズ]変身シーン - YouTube

あの変身が、あの右手フリフリがまた見れる。

コレが最後の希望だ!

 

ネタバレ全開でイクゾ!

 

この映画を楽しむためのポイント

という1点のみ。
  • 良かったとこ(精一杯ダゾ)
 ・巧と神敬介の交流からの555 vs X(ただ「弱いな」という捨て台詞はワロタ)
・白できめた翔太郎が変わらず翔太郎でいてくれるほほえましさ。
仮面ライダージョーカーが相変わらずかっこいい。
・ジョーカー vs Black vs RXの戦闘シーン
・風都で風の中、変身する本郷猛
・ライダー30人揃った画力
 
やっぱりこの曲のイントロのトランペットでアガる
 
 
この予告が全て 
 
以上です!
 
  • 悪い点(きりがないよ(´・ω・`)
 ・そもそも話が意味不明
何度も作品内でなぜバダンが復活するのか、昭和ライダーと戦わなくてはいけないのかを説明してくれるのだけど理解できない。いいたいことは分かるのだけれど論理が飛躍しすぎてついていけない。子供向け作品に大人が突っ込んだら負けなのは分かるのだけれど、どうも理解できない。子供向けと子供だましは違うのに、今回は明らかな子供だましだと思う。
ZXである村雨が暗闇大使として潜入していて、正体を明かして死者の国を復活する装置を破壊→バダンの総統は知ってて泳がせていたのだ→本当の装置はこれだ!の流れは謎。顔ずっと村雨だからバレるよ、ソリャ
この実はこうだったという話の流れはライダー集合のときにも出る話なんだけど、以前のムービー大戦でもこういう作戦というかなんというか…なかったっけ?
 
・そもそも仮面ライダー15いる?
ディケイドともろかぶりの能力で、果たして彼は何だったのか?バダンに入った経緯や能力取得の経緯が見えてこない。ベルトが特殊ならまだしも戦極ドライバー。もうB社の影がチラチラ見える。強いのか、弱いのか分からん。
また、この15の家族の話が軸でもあるのだけれどラストにショウが天に召され文字通り昇天するとき「あれ、この映画は黄泉がえりだっけ?」という演出。
母親なんて、地球の地面がめくれた時もずっと灯台にいたんかーいとつっこみたくなるほど微動だにしてない、謎。
 
・鎧武の1号アームズが超絶ダサい。
 
・唐突に出てくるスーパー戦隊仮面ライダーの食い合わせの悪さ。
好きだったキョウリュウジャーのキングが出てきても感慨もなく頭を抱えてしまいました。ここでもB社の影が・・・
 
・キャストの問題
そもそもオリジナルキャストの声も使えないなら、ムービー大戦やらなきゃいい。権利関係とかいろいろ事情があるのだろうが、フォーゼの象徴である宇宙キターも誰って感じの声だし、オーズのセイヤーッもナンカチガウ(´・ω・`)
 
・鳴滝、お前は結局ナンなんだ。
 
・晴人、お前のような新米が巧に説教するんじゃねー
 
・鎧武シリーズの他のライダーほぼ空気じゃね?
 
・せっかく草加雅人でてきても、また悲惨な感じで変身もしない
回想シーンでの草加の絶命シーンもオリジナルと違うがコレまた悲惨
 
・ラストの昭和ライダー対平成ライダーのとって付けた感
バダンを倒し「めでたしめでたし」からの本郷の「やはり認められない!」の合図の元に始まる喧嘩。
東映のオープニングタイトルのような海岸で30人のライダーの乱闘は圧巻だったけど・・・何そのオチ。
1号のライダーキックを受ける鎧武。その背後には一輪の花。その優しさに負けを認める本郷。

何じゃ、ソリャーーーーー!

だったら喧嘩するんじゃねぇええEEEEEEE

取り乱してスイマセン(´・ω・`)

 

ただ新しい発見が1つありました!

大戦系でつなぎの中心になるディケイド。このライダーあんまり好きではなかったけど、ディケイドのテーマ曲かかるとアガる。


仮面ライダーディケイド BGM ディケイド - YouTube

 

もぅ謎です。DVDで充分だと思います、正直、ウン

 

あと同時に劇場でやってた2D吹替えのLEGO(R)ムービーも見てきました。

LEGO® ムービー

この映画何度も劇場予告で見てたんですが流行語を多用したサムい吹替の

クソ予告!(断言)

のせいで全く見る気はなかったのですが・・・


『レゴ・ムービー』予告編 - YouTube

(これは自らネガキャンしてるのでは?と疑う。この脚色のセンスに疑問)

断言します。

予告のセリフと本編は全く関係ありません!!!

こっちの予告のがまだいいじゃん・・・。


映画『レゴ(R) ムービー』日本版予告編 - YouTube

本当に見ず嫌いしなくてよかった!宇多丸さんのおかげです!

ポッドキャスト配信をまだしているので、配信中にぜひ!

 

 

 

 よかったところ

・全てをLEGO(R)ブロックで表現されてる凄さ。水やシャンプーの泡や、本当に文字通り”全て”(ある1点以外)

・全部CGなんだけれど、あえてカクカクした動き(ストップアニメーション)でまるで本当に実写で撮影したかのような演出。有名なところだと、こちらは実写だけどナイトメア・ビフォア・クリスマス


(Original 1993) The Nightmare Before Christmas ...

 

・最後に”あるネタばらしが素晴らしい!

3重構造くらいになってるメタ構造で、テーマがトイストーリーやシュガー・ラッシュと似て非なるものというか一線を画す。2作が分相応をよしとして分相応の幸せを説くものだとすると、本作は真逆と言ってもイイと思う。レゴブロックという自由に創造できるおもちゃをパッケージのみに収める不自由さから脱する、分相応の中での自由を生きろというメッセージ。

 

・ネタばらしからのラストのオチのウィットにとんだブラックユーモア

 

本当におもしろかったです。

 

「すべてはさいこ~」の曲もアッパーな曲調なのにダウナーな歌詞というのも段々おもしろくなってきてしまった・・・

 

ただ、時折あるギャグは個々の感性によってサムいと思うかもしれません。私も多々鳥肌立つギャグがちらほら…

個人的には、バッドマンが聞いてる音楽が黒いものの単語(ブラックホール、ダークネス等)をシャウトするデスメタルというのは笑った。

 

公開館数も少なく地方だと公開が終了するところも多々あると思いますが、機会があれば駆け込んで劇場にいくことをオススメします!

 

おわり

 

 

 

レゴ クーソー デロリアン・タイムマシン 21103

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レゴ スーパー・ヒーローズ バットマン:マンバット アタック 76011

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