第三の男(The Third man)を見たってよ
名画として名高い第三の男。
恥ずかしながら、今さらですが見ましたよ。
ー第三の男のあらすじー
舞台は第二次世界大戦後、米英仏ソの四ヶ国による四分割統治下にあったオーストリアの首都ウィーン。当時ウィーンの酒場で人々に親しまれたツィターのメロディ(アントン・カラスによるテーマ曲)をBGMに物語の幕が開く。
アメリカの売れない小説家ホリー・マーチンスは、親友ハリー・ライムから仕事を依頼したいと誘われ、意気揚々とウィーンにやって来た。ライムの家を訪ねるマーチンスだが、門衛はライムが自動車事故で死亡したと彼に告げる。ライムの葬儀に出席するマーチンスは、そこでイギリス軍のキャロウェイ少佐と知り合う。少佐はライムが闇取引をしていた悪人だと告げたが、信じられないマーチンスはライムへの友情から事件の真相究明を決意する。
事件の関係者を調査するマーチンスは、ライムの恋人であった女優のアンナ・シュミットと出会う。マーチンスと彼女は二人で事件の目撃者である宿の門衛に話を聞き、現場に未知の〈第三の男〉が居たことをつきとめる。しかし貴重な証言を残した門衛は何者かに殺害され、マーチンスがその下手人だと疑われてしまう。また、国籍を偽っていたアンナもパスポート偽造の罪でソビエト連邦のMPに連行されてしまう。進退に窮したマーチンスは、アンナの下宿の近くで〈第三の男〉と邂逅する。
The Third Man - Trailer with Theme (Anton Karas) 第 ...
この、テーマ曲は有名ですね。
現在の日本では、お中元にビール送ろうかな?って具合にのん気な印象ですが、オリジナルはいたってシリアス。
あの細野晴臣さんも弾いてますね!
この映画を楽しめる人の成分表示
・画面に色が付いてるかどうかは関係ない
・爆発とかドンガラガッシャンの派手な画がない映画も見れる
・淡々としたサスペンスが好き
といった具合でしょうか。
結論から言うとおもしろいです。
が、現在の濃厚こってりな刺激に満ちた映画に慣れてしまった私には、少し物足りない・・・。
ですが、なぜこの映画が名画と言われるかは何となく分かる?気がします。
・白黒のコントラストの絶妙さ
ーある決定的なシーンで事件の真相が分かるのですが、その白黒のコントラストの絶妙さ!大体こんな感じですね。
画力のなさには定評があります(>ω・)てへぺろ
終盤の下水道の逃亡シーンや、あのラストシーンは誰もが忘れることができなくなるのでは?
・公開時期の生々しさ
1948年に撮影され1949年に公開されたこの映画は、戦後間もないウィーンの町並みと時代背景の生々しさがあります。
・あの有名な台詞
オーソン・ウェルズ演じるハリー・ライムの台詞
”スイスの同胞愛、そして500年の平和と民主主義はいったい何をもたらした? 鳩時計だよ”
この台詞はオーソン・ウェルズ自身が考えた台詞というのは有名な逸話らしいです
(´・ω・`)ハジメテシッタ
インターネットに代表される時代を牽引する技術は戦争の副産物であるように、その恩恵を何も考えず享受している我々を痛烈に風刺した台詞がささります。
ちなみに、原子力から生み出される電気も・・・
オーソン・ウェルズは、こちらも名画と名高い”市民ケーン”の監督でもあります。
こちらも、いずれは見たいですが敷居が高い・・・( ˘ω˘)スヤァ
一度は見てもよいかもしれませんね。
ただ中二脳の自分にはパシフィックリムみたいな映画のが好きです!
(`・ω・´)シャキーン
おわり
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